ガリ版を知らない世代が、知らない世代にインタビューして改革に乗り出しているところでチグハグ感がある

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そもそもなんで、役所は方眼紙に書類を書きたがるのか?

 

そりゃ、ガリ版時代には、方眼紙に下書きを書いていたからだよ。それを鉄筆で書いて印刷して配布。それが書類。

10-48.net ガリ版とはこういうもの

なので、まだインターネッツなるものがないぐらいで、「パソコンで書類を作りなさい」となったとき、本来想定されていたのはワープロソフトだったのだが、ワードの使いづらさ…というか日本的文章の作成との相性は良くなかった。なんせ原型がタイプライターなんだ。改行ひとつとってもキャリッジリターンとラインフィードの違いなんて日本語にはない。一行空けるか空けないかだけだ。スペルチェックもない。

が、それを理解できない人が大半だ。紙は不足すれば足せばいいのだ、という考え方からまず理解できない。どうしても学級通信みたいな文書や、枠を作ってからおさめるという文書イメージの思考ルーチンから抜け出せない。まあ「パソコンで作りなさい」と言った人からして理解してないから、書類のスタイルを根本的に変える必要があるなんてことにはまったく思いもしなかっただろう。

で、もれなくオマケで付いてきたエクセルを見た時に表計算という概念が理解できないジジババでも「お、これガリ版用の方眼紙みたいなじゃないか、これで外に枠をつければ枠がつくれるのか。中に文章も入れられるし、方眼の目を細かくすればピタッとそろえた書類が書けるしこれいいじゃないか」となったのは想像に難くない、というかそうだったよ(笑)

これがエクセル方眼紙の始まりだ。

そこから理解しないとこの問題は解決できない。書類とはこうタイプライターのようにシンプルに書いたので結構です、1ページにおさめようとしなくても結構です。なのでそのようにしてください、というところを意識改革しないと。

 

アメリカの書類とか見ると、ワードで書きやすい。なぜかって、ワードはタイプライターが原型にあるソフトで、向こうの公文書はワープロが普及する前からタイプライターで打たれていたからだ。そもそもHTMLタグだって、タイプライターの書式を記号化したものだよ。例えばこういう感じ。

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すげえワードっぽいだろ?

 つまり、書類ってのはこういう感じでいいんだ、枠かくな!枠!

ここから教育しないといけない。残念ながら学校教育がこうなっていないので期待できない。

 

さらに、改革に乗り出している議員がそこに言及しないということは、それを知らない世代なんだろう。なので、うまくルーツにある意識にたどり着けておらず、うまくいかないだろう。

 

はてブニュース と はてなブックマークニュース

はてなブックマークをつかったニュースサイトといえば、「はてブニュース」が好きだ。いつごろからやっているのか忘れたが、はてな本家がはてなブックマークニュースを始めるよりずっと先だったと思う。

特にこったアルゴリズムではないと思う。定期的にクロールして、5ブックマークついたらリストに追加。実にシンプルだ。ここにはブックマーク数で上位になったりする要素はない。ただひたすら「一定数のブクマがあれば扱う」というシンプルな原理のみがある。

しかし、それゆえに本家よりもずっとニュースの深度がある。「流れる」ことはあっても「埋もれる」ことがないからだ。

しかし、クロールのタイミングで順位は変わらないがブックマーク数表示だけは更新される。10個を超えると赤が濃くなる。「上にこない」だけで「注目度はわかる」のだ。実に優れた仕組みだと思う。つまり、5ブクマで価値ありとし、10ブクマ以上は「たくさん」だ。これで十二分にキュレーションとして機能している。

本家がこれをマネしないのは、なぜなのか。リスペクトか?

スマホの解像度も上がり、このデザインでもほとんど問題がない。

はてブニュース

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 本家。スマホを意識しすぎているのかPCブラウザでみると雑に感じる。薄い。ああ、PCブラウザはターゲット外なのか。 しかしスマホも解像度が上がった今、ただクリックスだけのサイトでPCと差別化する意味があるのだろうか。

b.hatena.ne.jp

むかしはヨカッタ系の記事は、旅立つ時が来た証。

nectaris.hatenablog.com

 

こういう記事を見ると、いつもこの歌を思い出す…

 

www.youtube.com

 

www.kasi-time.com

わが青春のアルカディア

 

良い時はずっとは続かない。

それだけわかればいいのだ。

 

故郷(地球)に嫌気がさして一隻の船で旅立ちながら、故郷を守り続けたハーロックのように…

アルカディアは小さな世界の中にしか無いのだ…

いつかなくした夢が ここにだけ生きてる…

カジノを新たに作るより、国際空港内にパチンコ店+αの現金賭場を作ったほうがよいのではないか?

www.yamiblog.net

カジノのために日本に来る人ってあんまり居ない気がするね。ラスベガスやマカオ並の知名度まで上がるとは思えない。

日本にはあるじゃないですか。ちょっとした暇つぶしの代名詞「パチンコ・スロット」が!あれはギャンブルじゃないって?そんなの建前だってことはみんな知ってます。警察が「あれはギャンブルじゃありません」って言うから仕方なく黙ってるだけです。

カジノ解禁したいなら、その法案で「国際空港のゲート内のみパチンコ・スロットの現金ギャンブルを許可する」にすればいいんですよ。ターゲットは外国人観光客。

日本はまだまだ現金文化。あまった小銭を両替で戻すぐらいなら一発逆転で旅費取り戻しませんか?うまくいけば大儲け。スッっても旅の思い出。

のめり込んで飛行機乗り逃しても日本は損しない。ホテルが儲かるだけ。

空港ゲート内に限るメリット…もともと存在する入場の厳密な管理、セキュリティの高さ。時間制限があるゆえに過渡ののめり込みを防げるetc…

ここにパチンコのメリット…機械遊戯故にディーラー人員とか最小限で済む、時間が来たらすぐに抜けられる、設置場所を食わない、運用ノウハウはイヤってほど溜め込まれてる…etc

大したものもない免税土産店とか作っているぐらいなら暇つぶしのゲーム提供して小銭回収しましょうや。もちろん各国通貨対応で帰国する日本人もターゲットに。

日本の思い出が「空港に変なピンボールみたいなのがあってさ、あまった小銭で遊んだら大当たりさ!旅費も全部回収できてハッハッハ!また来たいよ!」でもいいじゃないですか?

 ラスベガスは空港内にスロットありますからね。別に「前例がない」ってことでもないでしょうし。

新興宗教は、開祖がメガテンで言えばレベル15ぐらいの序盤ボスレベルなのが問題

anond.hatelabo.jp

神さまとか神話にまったく興味がなかった自分がズッポリハマったのはメガテン(基本FC版 女神転生2)なので、新興宗教など、神さまをめぐる諸問題に関してはメガテンで言えばどれぐらいか?というのを一つの基準にしている。

この場合、新興宗教は開祖のレベルが低い。(オレの中で)

キリスト、釈迦クラスはやはりレベル90ぐらい以上で後半のルートボスレベル。四大天使クラス、インド神話(ラクシュミ、ガネーシャ)クラスの仲魔、神話級の武器がないとおそらく太刀打ちできない。

日本での仏教開祖(空海ぐらい?)だと中盤の区切りのボスレベル。ルート分岐確定ぐらいのところ。持国天やセイテンタイセイなど童話級の仲魔と、神格のある剣ぐらいは必要。やはり太刀打ちできない。

ソレに対し、新興宗教は序盤ボスレベル。序盤のイザコザの原因であり、ジャックランタンぐらいと実弾系の現用兵器レベルの武器の主人公パーティに倒されるぐらい。(池○大作や大川○法クラスだと、たまに効くムドやブフぐらいは使ってくるかもしれない。魔法エル・カン○ーレで、仲魔PANICになることがあるぐらいか?)

実働面では、開祖がまだ生きていたりする分、即効性はあるが、心の安寧を得るにはやはり、圧倒的に神格のレベルが足りない。1000年は必要だろう。

 

「田舎に住む」ということは、自分で自分の面倒が見られないと出来なくなるのが縮小の時代。

dobonkai.hatenablog.com

イケハヤランドのときにも書いたけど。

逆に考えると、クルマがあったおかげで、自由に通院や買い物ができたからこそ、住むのが難しい山奥にも自由に住みながら様々なサービス得ることができた、というのが過去の時代だと思います。

ただ、高齢になって運転や健康に不安があり、しょっちゅう町に出ないとやっていなけない人が、今後もインフラが整っていない山奥に住み続けることは困難になってくるというのが、これからの時代なんじゃないでしょうか?

少人数かつ広範囲の行政サービスを戦後~20世紀に整備できたのは「国民が若く、また高度成長期にあったからこそ、田舎にも広くサービスが行き届き、また自由に移動する手段を多くの人が持つことが出来たからこそ、山奥でも長生きできた」のであって、それができなくなったからといって今以上にサービスを拡大することなど、とても今後はできそうにない。絶対破綻する。

縮小の時代というのは、インフラやサービスの届く範囲を減らさざるをえないので、「自分の面倒は自分でみられる人しか、田舎に住む(≒健康で文化的な生活を営む)ことは出来ない」時代になってきたという事だと思っています。