ハガレンの名セリフは実写映画化によく似合う。

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「つまらない」はいいけど、「つまらないなら作るな!」は厳しすぎると思うんだよね。作ること自体はかまわない。ただツマンネーとは言う。

ハガレン予告編は見た。

監督のツイッターも見た。

監督的に…矢面に立つなら、どうせなら、この決めゼリフぐらい言ってほしかった。それぐらいの原作ユーモアがあれば、ダメ映画でも笑って見られると思うのだが…

「よく見ておけ…これが漫画実写化を…原作とやらの領域を侵した咎人の姿だ!!」

「察してくれ…!」

察してくれ…なんか最高じゃないですかね? 言えない事情をなんとかわかって欲しい…エドの呻くようなセリフ。バッチリじゃないですか。

 

「漫画実写化の素材はこれで良いんだよね監督…」
「原作者の許可、低予算、規定路線キャスト、キャストのスケジュール確保なし、演技指導も不可、ダメ脚本、ダメスタッフ…あるのはプロモーションだけだ…だが、俺たちならやれる、そうだな?」

…錬成…失敗…

 

へんなキメラ出来た。

審判の門

中身はからっぽで印だけのこっている鎧etc…

 

全ての実写化を成功させられる賢者の石(ただし人命多数損失)

 

いや~これほど原作ネタで言い訳できる素材なんて今後そうそうないんじゃないですかね。原作パロの壮大な自虐ネタをかましてくれていれば…

 

いつも言っているが、漫画の実写化はお笑いだ。お笑いにしかならないところからスタートなのだ。そこから感動に昇華するにはそれなりにカネも時間も才能も必要になる。最初からお笑いでいける原作を選ばないなら大変なのだ。だから無理ならせめて笑わせろ。