ミニマリストと終活は似ている

ミニマリスト

持たない生き方。

終活と似ている。

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ミニマリストという生き方には憧れることがある。

やはり死んだ時、周りに迷惑かけたくないし、持ち物がせいぜい大型スーツケース1個と衣装ケース2個、これで書類なども揃ってる、これならどんなに残された方は楽だろう。

まあ家電とかは処分方法が確立しているのでそんなに問題はないだろう。よくわからない小物類の整理が大変だ。

そのまま誰かが家に住んでくれるならいいけど、引き払うとなるとその負担が大変、有給取れるかなとか、そんな元気あるかな、とか業者に頼んだらいくら掛かるかな、とか。

自分が明日生きていることに特別疑問を感じないうちを幸せというのだろうし、逆にミニマリストとなって、いつ死んでも大丈夫だから急いで死ぬ必要もない不安のなさというのもまた幸せなのかとも思う。

なので、ミニマリストを蔑む気もないし、モノを買う人も悪くない。

ただゴミ屋敷はダメだ(笑)

あと、ミニマリストになっても、書類は揃えておいてね。肝心なものが見つからないと結構困るので。

マイナンバーカード

マイナンバーカード(通知じゃない方)

だいたい一人発行に最低10分ぐらいかかり、窓口は2つしかなく、また専用というわけではないので、一時間に発行できるのは10枚ぐらい、一日絶え間なく発行しているわけではないので、一日8時間で50枚いけばもうグッタリぐらいだろう。

となると、一週間で250枚、一ヶ月で1000枚、年間で12000枚だ。

ちなみにウチのところは人口30万ぐらい。

つまり、今の窓口発行体制で発行可能なのは物理的に10年で12万枚程度。20年かけても全員分は無理ということに。まあ30年はかかるかな。

もちろん、最初から全員に発行する気はないわけで、なので希望者のみとなっているのだが、10年かかっても30%、1年だと3%だ。問題はそれが限界値ということだ。

住基カードの普及率が5%ぐらいと聞いたが、物理的にもそんなものだったので、おそらくそれが想定枚数なんだろうなあ。

ただ、盛大にPRされたり、労働に直結することもあって流石にその想定は甘いんじゃないかと思う。

この人数をさばこうと思ったら、パスポートセンターや免許センターなみの施設がないと無理だな。

マイナンバーカードそのものの是非は別として、今の体制をみるに、発行側は「その程度のものだと考えているのだ」ということは読み取れるし、単純計算でもいろいろと見えることはある。

 

仮面ライダーアマゾンズ

あらすじ(嘘)

引きこもりの少年にいつもの通販サイトから送られてきた謎のベルトを装着すると仮面ライダーアマゾンズに変身! 街の人達を襲う謎の怪人「ユルキャラー」と戦う! だがユルキャラーは通販サイトに滅ぼされた商店街の思念だった…

正義とは!?

  • 1話 良いはずだったにゃんこ
  • 2話 ブラックベアー
  • 3話 サカナの心
  • 4話 白タイツ左衛門
  • 5話 敵か味方か!?カードライダーマン登場!

…続く

AIで仕事が奪われるって言うけど…

ついに人類に最後の試練がやってきた。今ここに人類存亡の戦いが始まる - xevra's blog

 

そういうことを言う人は多分自分の仕事は知的創造分野だから大丈夫、奪われると思ってないんじゃないかな。しかしそうかね?

逆にコンビニやスーパーでバイトしたならわかると思うけど、いちばん大変なのって「品出し」さあ、これをAIロボット)がやってくれるか…まあ、ないね。

多種多様なサイズ、外見、形状の商品を見分けて、これまたきっちりしてない棚に並べる…おそらく「単純労働」に思えるんだろうけど、ロボットAIにとっての「単純」と人間にとっての「単純」ってぜんぜん違う。

Amazonがスゴイのはロボット化そのものよりも「ロボットに適した作業になるよう職場環境や倉庫から全部作りなおした(床は広いが上に高く積めるとか)」ことであって、それをやらずにAIロボットが”仕事を奪ってくれる”なんてチャンチャラおかしい。そのAmazonですらロボットが集めてきた箱モジュールから該当品をピックして発送箱に積める「品出しw」は人間だからね。

むしろ、奪ってくれるとしたらPOSのデータや世間の流行から「発注リスト」を生成したり、バイトが入力した勤務表からシフトを割り振ったり、勤怠表を管理したりすること。過去数年分の売上や傾向、天気や季節の影響、SNSを分析して流行を見たりとか…つまり店長やスーパーバイザーの仕事。

人間は知的労働に集中できるなんてウソ。むしろ逆だ。こういう作業に関しては人間よりAIのほうが遥かに大量のボリュームを処理できるだろう。そっちはAIにまかせてせっせと掃除したり品出ししたりするのがミライの仕事になるんじゃないかなと思う。

人間に合わせて作られた什器建築といったインフラを全部Aiロボット向けに作り変えるとかでないかぎり。たぶんそこまで世界の余裕はない。超新興国とかでないかぎり。

自動運転もさかんにいわれるけど、自動運転がメインになったら信号も横断歩道もいらなくなる。あれ人間のためのものだしムダ。そういう想像が必要。

介護業界もそうじゃないかな。ロボット介護してくれるんじゃなくて(補助はしてくれるだろうけど)AIが入居者の状態をモニタリングしてデータ蓄積して予測して「そろそろお漏らしする頃だからおむつ交換です」とか介護士に指示してくれて、ムダな「声掛け」とか「見回り」はいらなくなる…けどお世話は人間。「お体の具合はいかがですか?」とかだって、モニタリングと過去のデータの膨大な蓄積、他の大量の経験から得られた最適な返答。そういった心のケアとかがAIで(笑)、人間は下働きだよ。たぶんそっちのほうがはるかに現実的だと思う。

だから、AIが奪ってくれるのはむしろ人間がやりたい仕事なんだよ。単価の安い単純労働って実は(機械にとって)単純労働じゃないことが多い。OCRで全部片付くと思っていた文字読み取りですらまだの段階だ。パスワード文字列推測とかAI得意だけどな。

裁判官とかAIにぴったりだよ。検察官の出世とか人間関係とかガン無視して冷静に過去の事例っと法律と証拠から判断してくれる。まあそうなったら検察がガンガン負けてしまうだろうから導入されないだろうけど。

まあ言いたいのは、アナリストが言う人間の単純労働と知的労働と、ロボットAIが得意とするところの単純労働と知的労働ってのは案外重なっていないので、アナリストとやらが思っていることとはむしろ逆になるだろうってことだ。

AIにとっての最大の難関は、判断した結果を現実世界(人間という生物に適した環境に作られている社会インフラ)にどう反映させるかだ。

囲碁にしても、碁盤を準備して、碁石をだして対局の場をセッティングして、碁石を並べ、打ち、取って、混ぜて、拾って、置いて、また並べる。後片付けも必要だ。ここまで出来て初めて「人間の代替」ができるんだ。今は人間の「判断」の代替にすぎない。どのパンを何個仕入れたらいいかは分かっても、それではパン1個棚に並べることすらできぬ。

そのために必要な「ボディワーク」をどうするか…機械に適したインフラに社会を作り変えるということはそれこそ人類の歴史の積み重ねをひっくり返すぐらいの大事業だ。となると、やはり人間に近い「ボディ」を生産するほうが手っ取り早い。全身がセンサーであり可動部である生物を機械的な装置で置き換えることは非常に困難だ。しかし、生物というものは見方を変えれば細胞1個から同一の材料(栄養配合物)で生産が可能である。となると、人間でないがAIの手足となる「産業動物」を開発して生産するか、もしくは人間と生物的には同じだが社会的には異なる「存在」を生産するのが良いという判断になる。産業動物だから生涯を全うさせる必要はなく、コストパフォマンスに応じて廃棄してもよいわけだ。一言で言えば「人権を付与しないヒト」だな。

そこまでやって、AIは人類の敵か、もしくは人類というか「HUMAN Being」を不要とする存在となるだろう。

そんな時代が来るかどうかは分からないが、我々がラクができるほど近くはなく、抵抗する精力がなくなっているが生きているうちぐらいには実現するかもしれない。